(とりあえず殴りかかってみた)
(けど直ぐに両手首を掴まれてしまった)
こーら、危ないっしょ?
(…ま、まだ足があるもん!)
(何となく悔しくなって蹴ろうと足を出した瞬間、軸足に軽い衝撃があった)
(気付いたら背中は床にぴったりくっついていて、私の上には隆平くんが馬乗りになっている)
(どうやら軸足を払われたらしい…手は拘束されたまま顔の横に押し付けられている)
危ないって言ったのに…
とんだじゃじゃ馬だねぇ?
もう出来んように、お仕置きしとこっか?
(ちょっ…何言ってんの)
福「マジで何言ってんのお前」
宮「俺らもいるっつーの」
あ、…………うん知ってる
宮「いや絶対忘れてただろお前割るぞオイ」
忘れてないよー
ほら、○○も起きて〜
(手を引っ張って起こしてもらった)
福「暴漢に襲われてもあんな感じなワケ?」
まっさか〜
ちょっとでも動いたら関節外れるぐらい絞めるわ
宮「それ俺にも教えろよ」
宮地さんそんなの教えてもらってどうするの…