えー…
書いたことないんだけど…
(お願い!短くても良いの!)
うーん…まあ、考えとく
(その日の放課後、帰ろうと玄関へ向かうと体育館の方から走ってきた津川に呼び止められた)
津川「これ、春日先輩がお前に渡してくれって」
(4つ折りのメモ?を渡された)
(何だろう、と思って開いてみる)
『筑波嶺の峰より落つるみなの川
恋ぞ積もりて淵となりぬる』
(癖があるけど綺麗な字で堂々と書かれた和歌と、隅っこに小さく書かれた「ごめん、これが限界だった」という言葉を見比べて少しだけ笑ってしまった)
(津川、ありがとね)
津川「どいたま!
つーか何だったんだ?それ」
(ふふふ、ヒミツ〜)
ラブレターちょうだい