「思い出してくれた?」


……おう。




「ねえ、もう一回する?」


(女がエロい仕草で俺の胸元を指でなぞってきた)





(欲しい)





(…そう思った瞬間、俺の中のどこかで警笛が鳴る)

(これ以上はまずい、と)



(ダメだ…ダメだ、誘惑に乗るな…!)



い、いい…やめとく。

っていうか、いつまでここにいるつもりだよ?


…一晩だけの付き合いなんだし、もうこれ以上は…



(女を見ないように、手の甲で目元を軽く覆う)


(…が、あっさりと目の前の女がその手を退けてしまった)




「いや、まだ帰らない。」



(…なに言ってんだこいつは)



「まだ欲しいの、アーサーの精液。」



……は?

も、もしかしてお前、俺の財産狙いか…!?


(がばっと体を起こすと、女は首をぶんぶんと横に振ってそれを否定した)


「ううん、違うの!お金はいらない、人間の女と一緒にしないで!私は精液だけが欲しいの。ねえ、お願い、悪いことはなにもしないから…。」



(…本当になに言ってんだこいつは…)


名前:アーサー・カークランド
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