よし、できたっと…
これでこの寒さには耐えられそうだな。
(組み立てられたテントを開くと、その中にアーサーが入っていく)
おい、○○。
こっちにおいで、そんなところにいたら寂しいだろ?
(アーサーがテントの中からちょいちょいと手招きをする)
(どうやら入れと言っているようだ)
(初めて見るテントにドキドキしながら、恐る恐る中へ入ると…)
「…あったかい…。」
(冬の冷たい風や空気が遮断され、その中はとても暖かく感じられた)
俺は人間だから、狼みたいにこの寒さには耐えられないんだ。
だからこの中で寝る。
○○もせっかくだし、一緒にここで寝ようぜ。
一人は寂しいだろ?
…って言っても、このテントは借り物だからな。
一緒に過ごせるのは今夜だけだけど…それでも少しは寂しさも紛れるだろ?
…もう遅い時間だし、寝ようか。
おやすみ、○○。良い夢を…。
(アーサーがランプ消すと、テントの中は真っ暗になってしまった)
(普段は見える月や星空が今夜は見えない)
(…でも今夜は一人じゃない)
(真っ暗でも、近くにアーサーが居てくれることが何よりも嬉しかった)
(来てくれてありがとう、アーサー…。)
名前:アーサー・カークランド
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