(アーサーに連れ戻されたその夜、雪のない小さな穴の中に身を潜めてうとうとしていると、どこからかアーサーの匂いがしていることに気付いた)


(…こんな夜にアーサーが…?)



(そっと穴から顔を覗かせると、暗い森の中に大きな荷物とランプを持ったアーサーがこちらにやってくるのが見えた)


…○○?いるか?


(急いで穴から飛び出すと、アーサーがほっとした表情であなたの近くまで近寄ってきた)


…今夜はここで、一緒に寝てやる。
今ちょっと準備するから、大人しく待っててくれ。


(よいしょ、とアーサーが大きな荷物を広げ、何かを組み立て始めた)

(何をしているんだろう…?)



(しばらく興味深げにアーサーとその荷物を見ていると、あっという間に組み立てていた物がテントに早変わりした)


(すごい…!どうやって作ったんだろう…?)





名前:アーサー・カークランド
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