「えい。」
（油断しているアーサーの頬をぷにっと指でつついてみた）
うわっ…？
な、なにすんだよ、まだつつき足りねえのか？
さっき眠りながら散々俺のほっぺたつついてただろ。
ったく…俺はもう行くからな。
（アーサーは立ち上がると部屋を出て、台所へ向かったようだ）
（なんだ、さっきのは夢か…。）
（イギリスもち…。）
（ふと自分の指先を見つめる）
（イギリスもちとアーサーの頬の柔らかさ、すごくそっくりだった）
（……もしかして夢の中でイギリスもちを触っているとき、現実ではアーサーの顔を触っていたのでは…）
（……。）
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名前：アーサー・カークランド
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