…私の娘に何をしたんですか。



「なんのことあるか?」


あなたの所に○○が来た、という話を聞いたんですよ。

その日から、あの子が帰ってこないんです。



「…菊、お前はもう少し○○を自由にさせてやったらどうある?」


…どういう意味です。


「…あの娘は、希望を抱いて自分のしたいことをしたあるよ。」


……。


「ただし、その希望がどこまでもつかは我にもわからねーある。もしかしたらあまりのつらさに帰りたくて泣き出すかもしれねーあるな。」


(長い黒髪の人魚の手のひらには、美しい巻貝が置かれている)

(彼女の美しい声が保存された巻貝だ)




…なんてことを…。



「声がない、人間の文字の読み書きすらもできない○○は、気持ちを伝えることなんてまるでできねーある。」






「あの娘はきっと人魚に戻って帰ってくるあるよ。今回のは若気の至りってやつあるから、見守ってやるよろし。人間には近づけない、それがわかれば大人しく人魚の国で、今までどおりの生活を送ってくれるはずあるよ。」



…そう、でしょうかね…。


名前:アーサー・カークランド
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