人間に近づきたい…あるか。
変な子あるなぁ。
……そんなに人間が気になるあるか?
本当に人間に近づきたいっていうんなら、取って置きの薬があるあるよ。
(陳列されている棚の中から、見たこともないような輝きを放つ液体が入ったビンを差し出される)
これを飲めば、お前のその美しい鱗の尾ひれは人間の脚に変わり、水の中で呼吸することができなくなるある。
…人間になれるあるよ。
(これを飲めば、私も人間に…?)
(ビンの蓋に手をかけると、目の前の人魚に静止された)
…ただし、条件があるある。
この薬が欲しいなら、お前の声と引き換えあるよ。
ただで薬が手に入るほど、世の中甘くねーあるよ。
人間の脚が欲しければ、お前の声を差し出すよろし。
まあ、声がなくても気持ちを伝え術はたくさんあるある。
お前は昔から人間に興味があったみたいあるし、人の使う文字くらいなら少しは書けるんじゃねーあるか?
(人間が使っていたものが海の底に流れつくことはよくある)
(そこに、人間の使っている文字が書かれていることも…)
(お父さんに教えて貰い、勉強してアルファベットくらいはわかるようになった)
(声がなくても、きっと大丈夫…だよね…?)
(人魚の歌声は、人間を夢中にさせて船を沈めてしまう…みたいだし…。)
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名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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