(ダンスの練習をし、少し疲れたので浜辺を散歩することにした)

(あの日アーサーを運んだ、あの場所だ)



…ここ、○○と初めて出会った場所だよな。



ずっと立ちっぱなしで、少し疲れただろ。

ちょっと休憩しようか。


(海を見ながら浜辺に腰を下ろす)

(あの日とは違い、今日の海はとても穏やかだ)



なあ、○○。

○○は生まれたときから喋ることができなかったのか?


(あなたに会うために、声を失ったの…。)

(首を横に振る)


そっか、じゃあ…またいつか話せるようになるのか?


(それは…)

(わからない、という意味を込めて首を傾げた)



そっか…。


…そうだ、○○は一体どこから来たんだ?



(そっと海のほうを指差す)

(アーサーの方を向くと、海を眺めながら穏やかな表情をしていた)


海の向こうの国から来たってことか?


(海の向こう…ではなく、海の中から来たんだけど…)

(ふるふると首を横に振ると、アーサーが不思議そうに首を傾げた)


んー…じゃあ、海の向こうの、もっと先から来たのか?
ずいぶん遠くから来たんだな。


(そうじゃないけど…遠くから来たっていうのは正しい…のかな?)


(あなたも首を傾げると、アーサーがおかしそうに笑った)






名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた

友情の証に謎の食べ物を貰う

お気に入り登録登録済み一覧

セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら