アーサーさぁ、最近あの子と仲良くしてるよね。


「…何か言いたげだな。」


そりゃあね。

突然現れた女の子を城に連れ込んで何考えてるのかと思ったよ。
喋れないし文字の読み書きができない、食事の作法もわからない、しかも歩けなかったんでしょ?

お前に至ってはその子のことをかなり気にかけてるみたいだし…。


「…彼女は俺の命の恩人だぞ。それに違う国から来たようだし、わからないことがあって当然だろ。」


まあいいけどさぁ。

伯父さんも心配してるよ?
息子が身元のわからない女の子を気にかけてるってさ。

そろそろお前に、どこかのお姫様と結婚してほしいって思ってるみたいだし?


「だから嫌なんだよ…海にいたほうが気が楽だ。」


最近は海に出てないみたいだけどね、理由は見てればわかるけど。


「お前は俺に突っかかるために話しかけてきたのか?もう行くからな。」


心配してんの!
ちょっと待ってよ、もー…。




…どうすんだかねぇ、あいつ…。


名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う

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