「あのっ…!」
(家来の目の前まで行き、胸に大事に抱えているもう片方のガラスの靴を差し出す)
…!
これは先ほどのガラスの靴…!
あなたがあの日、王子のお相手をした女性ですか…!?
(他の家来が継母を取り押さえ、黒髪の家来があなたを椅子に座らせた)
(そして足元に跪き、あなたの脚にガラスの靴を履かせると…)
(その場にいる全員が息を呑む)
(…そのガラスの靴は、やはりあの日と同じようにぴったりとあなたの脚にあった)
あなただったのですね…王子が探していた女性とは…。
ぜひ、城へ来ていただけないでしょうか。
あの日から王子はあなたとお近付きになりたいと願っていたのです。
あなたに傍にいてほしい、と…
どうか王子の夢を叶えていただけないでしょうか?
(まさ本当に私が王子様のもとへ行けるなんて…)
(アーサーがプレゼントしてくれた、このガラスの靴が繋いでくれた…)
(自室のほうへ視線を向けろと、アーサーがこちらを見つめて優しく微笑んでいた)
(……お城へ行くと、アーサーとはお別れしなきゃならないんだ…)
(私は…)
王子様と幸せになろう
アーサーと離れたくない
名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
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