■ヘンリー8世

彼は大変破天荒な王様でした。
なんと六人の女性と結婚、離婚をしています。
離婚をするためにローマカトリック教会を脱退までしました。

まずヘンリー8世はスペイン人の女性「キャサリンさん」と結婚します。
キャサリンさんは6人の子供を産みますが、その内の五人が死産等で亡くなってしまいます。しかもすべて女児です。
残った一人が「メアリー1世」(ブラッディメアリー)です。

男児が欲しかったヘンリー8世は、次にキャサリンさんの侍女「アン・ブーリン」さんと結婚します。
しかしまた生まれたのは女児でした。この女児が「エリザベス1世」です。

ヘンリー8世はアンさんを処刑し、次は「ジェーン・シーモア」さんという女性と結婚します。
なんと今度は男児が生まれました。彼は「エドワード6世」となります。

その後、三人の女性と結婚と離婚を繰り返し、彼はこの世を去ります。



■エドワード6世

彼はヘンリー8世の死後、イングランドの王として即位した少年です。
熱心なプロテスタント教徒でしたが、わずか16歳という若さで病死してしまいます。



■メアリー1世

彼女はエドワード6世の死後、ある女性を処刑して女王となりました。
スペイン人の母の影響もあり熱心なカトリック教徒で、彼女の夫はのちのスペイン王「フェリペ2世」と結婚します。
そして国内のプロテスタント教徒を迫害し、「ブラッディメアリー」と呼ばれるようになります。
…が、彼女も病気により亡くなります。



■エリザベス1世

メアリー1世の死後、ヘンリー8世の最後の子として彼女が女王に即位します。
彼女はカトリック、プロテスタントの教会を統一します。(反対派を幽閉して可決させた)

次に結婚についてですが、彼女は「処女王」と呼ばれているとおり生涯誰とも結婚はしませんでした。
イングランドを占領しようとするフランス、スペイン、北欧等から求婚されますが、どれもすべて曖昧な返事をし、周辺諸国同士で牽制し合うように仕向けました。

彼女の「私にはイングランドという夫と結婚している」は名言ですね。
ちなみに彼女は意外と恋多き女性だったと云われています。

海賊(イングランドいわく海賊ではなく冒険家)についてですが、彼女は進んで海賊船をスペインの商船に嗾けていました。
それに怒ったスペイン王フェリペ2世と「アルマダの海戦」で戦い、勝利を収めます。



■フェリペ2世

メアリー1世の夫で、後のスペイン王です。熱心なカトリック教徒です。
エリザベス1世にも求婚しましたがフラれてしまいました。
彼がアルマダの海戦でエリザベス1世と対峙した理由は、支配下であるオランダの独立運動をイングランドが支持したため、スペイン商船をイングランドの海賊に襲われまくったため、エリザベス1世がプロテスタント教徒だったため、と云われています。



■キャサリン・パー

ヘンリー8世の最後の妻であり、とても聡明な未亡人の女性です。
彼女はメアリー1世とエリザベス1世に王位継承権を与えたそうです。
ちなみにエリザベス1世とはかなり仲が良かったとも云われています。



■フランシス・ウォルシンガム

彼はエリザベス1世に仕えるデキる男です。
彼女のスパイとして陰ながら大活躍したようです。



■フランシス・ドレーク

イングランドの海賊です。
スペイン商船を襲い、めちゃくちゃ稼いでイングランドに貢献しました。



■メアリー・スチュアート

エリザベス1世の親戚で、スコットランド女王です。
彼女は不貞や宗教問題等で国を追われ、イングランドに亡命します。
しかしカトリックであった彼女は、プロテスタントのエリザベス1世の暗殺を画策しますがバレてしまい、ロンドン塔で処刑されます。
彼女の死はアルマダの海戦の原因の一つともされています。



あなたはキャサリン・パーさんの娘…という設定です。
エリザベス1世の異母姉妹にあたりますね。


名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた

友情の証に謎の食べ物を貰う

お気に入り登録登録済み一覧

セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら