(アーサーくんが大きな目を真ん丸くして固まっている)
(あの時の告白の返事に心底驚いている様子だ)
せん、せ…
それ、マジ…だよな…?
「…マジです…。」
……っ!!
(ガタン、とおもむろに椅子から立ち上がり、アーサーくんがあなたの手を勢いよく引いて立ち上がらせる)
(そして早足でベッドまで引っ張っていき、カーテンを閉じてしまった)
せんせ…!
俺、俺っ…
すっ…すげぇ嬉しい…!!
(ぎゅうううっ)
(苦しいくらいにきつく抱きしめられたかと思うと、そのまま勢いに任せて二人でベッドにダイブしてしまった)
(一人用のベッドに二人分の体重がかかり、ギシギシッとパイプが悲鳴を上げる)
せんせっ…!!
俺ずっと待ってた…!
先生の気持ち、やっと聞けたっ…!
(落ち着いて、とアーサーくんの背中に腕を回し、優しくぽんぽんと撫でてやると、ようやくきつくあなたを抱いていた腕の力を緩めてくれた)
(アーサーくんの方を見上げると、その顔は今にも泣きそうで…それでいてとても嬉しそうに破顔している)
っ…せんせ、もう少しだけこうしてていいか…?
なんもしねぇから…
今はこの幸せに浸ってたい…。
(あなたの顔を胸に押し当てるように抱きしめなおし、アーサーくんがその髪にすりすりと頬擦りしてきた)
(押し当てられた胸から、彼のドキドキと激しい鼓動と熱が伝わってくる…)
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名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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