(ベッドのなかでうずくまり、どれだけの時間が経ったのだろう)


(気付いたら窓の外は日が落ち暗くなっていた)


(暗い中手元を探り携帯を手に取る)

(眩しいディスプレイを覗くと、時刻は午後6時を迎えていた)




(さすがに寝すぎちゃったな…。)



(ぼんやりとディスプレイを眺めると、アーサーくんからのメールと着信履歴に気付いた)


(そこにはあなたの体調を心配する文面が…)

(朝の時点で送られてきていたようで、ずっと放置してしまっていたようだ)


(申し訳ないことをしたなと思う反面、昨日のこともありなんて返事を送ればいいか少し悩んでしまう)


(携帯を握りしめたまま動けないでいると、








ピンポーン








突然インターホンの音がしんとした静かな室内に響き渡った)



(こんな時間に誰…?)


(そう思いつつ体を起こすと、薬と睡眠が効いたのか今朝よりも体は楽になっていた)







名前:アーサー・カークランド
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