(職員室で帰り支度をし、席を立つと、それを見計らったかのようなタイミングでアーサーくんも立ち上がった)
(お先に失礼します、と職員室を出ると、アーサーくんも続けて職員室から出て来る)
(…こうして一緒に帰ることがいつもの日課となっているのだ)
(帰りの電車内の中で、今日あった出来事…不良少女のらいちゃんがアーサーくんの話をしていたことを思い出し、それを話してみた)
え?
ああ、あいつか。
そうそう、今日授業サボってるの見かけたから声かけてみたんだ。
なんつーか、昔の自分を見てるような気分になったよ。
俺の場合は保健室だったけど、あいつには自分の居場所があるのかな…。
(生徒の心配をしているアーサーくんは、少しずつだが段々と教師の顔をするようになってきたなと思う)
(今は恋人だが、やはり教師と生徒の期間が長かったためか微笑ましい目で見てしまう癖は抜けそうにない)
(今でもアーサーくんの成長が間近で見られるのはとても嬉しいことだ)
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名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
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