(アーサーくんがイギリスの大学に…?)
…もともとイギリスの生まれだし、その方がいいんじゃないかって…
日本の大学に行くよりも、そっちの方が俺のためになるんじゃねぇかって話しててさ…
…でもイギリスに戻ったら、先生に会えなくなっちまうし…
俺がいなくなったら、会えなくなったら…先生はもしかしたら結婚とかしてるかもしれねぇだろ…。
(…アーサーくんは、私のことを気にして自分の進路を悩んでるの…?)
(そんなこと…と言ってしまうと本人には失礼かもしれないけど、私のことをそこまで気にかけてくれなくても大丈夫なのに…)
「アーサーくん、私のことなら気にしなくて大丈夫だから…自分の進みたい道を選べばいいんだよ。」
せんせ…
「アーサーくんがもしイギリスの大学に行ったら、私もすごく誇らしいし…それに、今は離れていても連絡が取り合える時代だよ。だから心配しないで。」
(そっとアーサーくんの手を握ってやると、緊張していたその表情が少し和らいだような気がした)
せん、せ…
……ん、ありがと…。
…俺、色々考えてみる…
ほんと、ありがとな…。
(あなたの手を握り返し、アーサーくんはしばらく俯いたままだった)
(…大丈夫かな…?)
名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
お気に入り登録 / 登録済み一覧