(ひとしきり笑われたあと、スピーカーからチャイムの音が聞こえてきた)

(授業が終わったようだ)



授業終わったのか。

…帰るか。


(気が済んだのか、ヤンキーが相変わらずだるそうに保健室のドアに手をかけた)


…あ、先生。


(ドアに手をかけたまま、ヤンキーがこちらを振り返る)

(まだ何かあるのかな…?)


…先生、なんて名前だ?


(そうだ、この子は始業式の時聞いてなかったんだっけ…)


「…○○だよ。」

○○…


俺はアーサー・カークランド。

…○○先生、手当て…ありがとな。


…また来るから。


(それだけ言い、さっさとヤンキーは出て行ってしまった)



(そうだ、あの子…カークランドくんって言うんだった)

(ちゃんとお礼も言えるし、やっぱり悪いじゃなさそうだけど…)




(普通に授業サボってたんだなぁ…。)







(それが私とカークランドくんの出会いだった)






名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた

友情の証に謎の食べ物を貰う

お気に入り登録登録済み一覧

セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら