(それから1時間程経ち、換気でもしようかとを窓の方へ向かう)
(窓の向こうにはまだ散っていない桜が見えた)
(まだ咲いてるんだな、そんなことを思いながら窓の鍵に手をかけると、突然保健室のドアが開かれた)
(今は授業中の時間のはず…)
(体調不良の子かな…?)
(ピカピカに磨かれた窓を開け、くるりとドアの方へ向き直ると…)
(…あ。)
(そこには金髪の…例のイギリスから来た不良が立っていた)
(相変わらずだるそうに制服を着崩し、不機嫌そうな顔でこちらを見ている)
(つ、ついに来たか…!)
(そのビジュアルに一瞬圧倒されてしまったが、勇気を出して声をかけてみた)
(そう、私は保健室の先生…!どんな生徒にも平等に接しないと…!)
「えっと、どうしたの?体調でも悪いのかな…?」
(声をかけると、目の間の金髪ヤンキーはあなたにずかずかと近づいてきて右手を差し出してきた)
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名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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