(アーサーに連れてこられた場所は図書室だった)

(広いお屋敷と言うことだけあって膨大な数の書物が所蔵されているように見える)

(こんなにたくさんの本があったなんて…!)


歴史書、伝記、小説になんでも揃ってるぞ。
これだけあれば暇くらい潰せるだろ。

…気に入ったのか?


(あまりの迫力に感動して目を輝かせながら頷くと、アーサーは一瞬拍子抜けしたのかぽかんとした表情を見せた)

(しかしあなたの態度にまんざらでもなかったのか、少し満足げに口元に笑みを浮かべる)


気になる本があれば勝手に持っていけ。
俺はもう全部読んだし、必要ないからな。


(それだけ言うとアーサーは図書室から出て行った)

(その尻尾は先ほどよりも大きく揺れていた)


名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う

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