(空が白んできた頃、ようやくあのお屋敷が見えてきた)
(飛び込むように門や扉を蹴散らし中へ入ると、燭台のアントーニョが玄関に立っていた)
西「あっ!○○ちゃん!?戻ってきてくれたんやね…!」
「アントーニョ…!」
(立っていた…と言うよりも、初めて見た時と同じようにまるで置物のようにそこに佇んでいる)
(動く仕草も見せないし、自由自在に操れた炎もかろうじで灯っている…そんな状態だ)
西「ありがとうなぁ…ただもう時間が…体が言うこと利けへん…。はよアーサーんとこ行ったって…。」
(弱々しい炎の灯ったアントーニョの柄を掴み、急いで明かりの消えた暗い屋敷の中を進んでいく)
(どうやら呪いの効果なのか、みんなの魔法も使えなくなり体も本物の家財道具に変わりつつあるようだ…)
(小さな明かりだけを頼りに、ようやくアーサーの部屋までたどり着いた)
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名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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