それから一ヶ月ほどの時間が経った。

息子いわく、○○は毎日結婚式の打ち合わせやら何やら忙しそうに駆け回っているそうだ。
俺としても手伝ってやりたいと思う反面、出来ることなんて限られているし、ただただ見守ることしか出来ない毎日を送っていた。

俺に出来るのは○○に似合うブーケを作ること…。
どんなブーケにしようかと会議中にぼんやり考えていると、フランシスにからかわれることもしばしばあった。

ちなみに○○はこのクソヒゲも式に招待するらしい、こんなやつ呼ばなくてもいいのによ…しかもウェディングケーキまで作るときた。
○○は優しいからな、きっとお情けで招待してやったんだろう…そういうことにしておく。

そうそう、菊も呼ぶそうだ。考えてみたら菊は○○の祖国…でもあるんだよな、一応○○のじいさんってところだろうか。
菊も結婚式をとても楽しみにしてくれているようだった。




仕事をしつつブーケのデザインを考えていると、いつの間にか結婚式当日になっていた。






名前:アーサー・カークランド
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