(アーサーと一緒に乗りたいな…)

(そう思い、アーサーの手を引きながら馬を物色していると、一際大きな白馬が目に留まった)


(あれなら大人二人でも乗れそうだ)


「アーサー、一緒に乗ろう?」


(白馬によじ登り、自分の後ろをぺちぺちと叩く)

(アーサーがぽかん、とあなたを見上げてきた)


は?

え、い、一緒に?
それはさすがに恥ずかしすぎるだろ…!


(少し顔を赤らめたアーサーの手を引っ張り、乗るように促す)


「せっかくのデート、だし…一緒に乗ろうよ。」



っ…。



(デート、という言葉に観念したのか、しぶしぶアーサーがあなたの後ろに登ってきた)



…ったく、わがままなお姫様だな、お前は。

ほら、落ちないようにちゃんとポールに掴まってろ。


(あなたの両手を掴み、ポールを握るように促す)

(アーサーも左手でポールを握り、右腕をあなたのお腹に回してきた)


(ぴったりとくっついたアーサーの体温が背中から伝わってくる)


こ、これは落ちたら危ないからって意味で…!

…たまにはいいだろ、ちゃんと紳士らしいことさせろよ…


…デート、なんだし…。



(最初はアーサーが恥ずかしがっていたのに、気がついたら私が恥ずかしくなっていた…)







名前:アーサー・カークランド
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