(道のない森の奥へと進んでいく)

(もう王子の姿は見えないし声も聞こえない、かなり奥まで入ってきてしまったようだ)


(それにしても困った…ただでさえ入ったことのない森だし、何より遅い時間なのか暗くなってきた)

(しかも寒くなってきた、お腹も空いてきたしこのままでは遭難しまいそうだ)


「…どうして私がこんな目に…。」



(恨み言を呟きつつ身を震わせ森の中をさ迷っていると、目の前に質素ながらも大きな一軒家が見えてきた)

(こんな森の中に家が…?)


(寒さに耐えられず、入れてもらおうとその家のドアをノックする)

(すると…)



は~い?


名前:アーサー・カークランド
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