汚い仔眉を見つけたので、虐待するため拾ってきてから3日が過ぎた。
その間、ずっと薬品を体中に塗りたくり、私の嫌いな茶色くて薄い飲み物を、たっぷりと飲ませた。
だいぶ効いているようだ、手足を伸ばして私に腹を見せて『びゃ~~か』と声を漏らすようになった。
覚悟しろよ!これからもこの攻撃は続けていくぜ。
脂っこい不味そうな塊が無くなったので、買いに行くことにする。
だが、コイツは逃げるタイミングを狙っていたのだろう、私が部屋を出ようとするとダッシュをしてきた。
ドアのノブに手をかけると、足元に纏わり付いて離れない、更に頭を傾けて擦り付けてくる。
邪魔者にはお仕置きが必要だ、私は首根っこをヒョイとつまみ、ベッドに置いてぼさぼさ頭をくすぐり続けた。
「何をする!止めろ」とでも言ってるのか『びゃっ、びゃか!』と鳴いてるが止めない。
それを10分程していると、グタッとして私のベッドでダウンした、良い気味だ。
ダウン間際に最後の抵抗か?指を軽く噛みやがったが、私には全く効かないので好きにさせてやる。
帰ってきて早速、箱状の入れ物から取り出したサクサクフワフワした物体を食わせる。
余程、腹ペコだったのだろう、凄い勢いで食べ始める。
馬鹿なチビ助だ「アゴが弱くなっちゃうよ、高級品で軟らかいからね」
そろそろ寝ようと、電気を消してベッドに入るとあろう事か、先にもぐりこんでいやがった。
追い出してやろうとしたが、体が温かい事に気付く。
最近寒くなってきたところだ、今日からは一緒に寝ることにしよう。
名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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