(お腹もいっぱいになったことだし、そろそろ花火がよく見える場所まで移動しよう)

(この会場の近くにある河川敷が穴場だったはず…)


(アーサーと一緒に河川敷へ向かうと、そこには既に疎らだが人が座り込み、空を見上げたり談笑したりしていた)


ここが穴場なのか?
なるほど、確かに人が少なくていいな。

でもその足だと長時間立ってるのもつらいだろ。シートとか持ってきてないし、とりあえずこれに座っとけ。浴衣に土とかつくかもしれないしな。


(地面にハンカチを敷き座れと促してきた)

(遠慮がちに腰を下ろすと、あなたの隣にアーサーも座る)


(ケータイで時刻を確認しようと巾着を開く)

(手に取ったディスプレイに映し出された時刻はちょうど花火が上がるその時間を表示していた)


(アーサーと顔を見合わせ一緒に空に目をやると、白く細い光の筋が天へ昇っていき大きな破裂音と共に美しい一輪の光の花が夜空に咲いた)





名前:アーサー・カークランド
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