(病院へ戻り、俺は足早に○○の病室へ向かった。)

(病室の扉を開くと、○○は俺に気づいたのかいつもと変わらない笑顔で出迎えてくれた。)


「アーサー、そんなに急いでどうしたの?もうすぐ面会の時間、終わっちゃうみたいだけど…。」


(そんな○○に構わず俺はベッドに近づき、ちょこんと座る○○をぎゅっと抱きしめた。)

(入院しているせいか、少し痩せてしまったような気がする…それでもその温もりを感じると、胸の奥がじんわりと暖まっていくような感覚を覚えた。)

(○○はというと固まってしまっている…驚かせちまったのかもしれない。)


(そっと体を離し、俺はじっと○○の目を見つめる。)

(正直、俺たちが恋人だったというのが嘘だと言うのは、どうにも少し躊躇ってしまう。)

(怒られるんじゃないか、失望されるんじゃないかって…自分で適当に言ってしまった言葉に後悔したが、今はとにかく本当のことを伝えたかった。)






名前:アーサー・カークランド
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