(誰も居ない路地で、恐る恐るリボンをを解いてメッセージカードを手に取る。)

(俺の名前が書かれたカードの裏には、予想通り○○の文字で俺へのメッセージがつづられていた。)

(どうやら俺と友達になって数年経った記念に、プレゼントを用意してくれていたらしい。)

(そしてその小さなカードには、短いながらも俺への気持ちも書かれていた。)


○○…っ


(○○はこのプレゼントのことも、カードのことも全部忘れてしまったんだろう。)

(それでも…今すぐに彼女に会って、俺の気持ちを伝えたくなった。)


(下らない嘘をついてごめん、と……そして…)



(込み上げてくる思いに堪え切れず、涙で視界が滲んでいく。)

(袖で溢れそうになる涙を乱暴に拭うと、手に持っていた箱の存在を思い出した。)


…○○からのプレゼント…。






名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた

友情の証に謎の食べ物を貰う

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