(ある日の昼下がり、何気なく外をぶらついていると目の前からもふもふがこちらに向かって走ってきた)




(…犬だ)



(人懐っこい犬のようで、足元までやってきた小さな体を抱き上げてやると、はち切れんばかりに尻尾をブンブンと振ってきた)








「ぽちくん!」





(飼い主だろうか、向こうから小柄な男性が駆け寄ってきた)






(…着物だ)

(この時代に珍しいな…)




「す、すみません…ぽちくん、いきなり駆け出したらいけませんよ。」


(ぽちっていうのか…)

(息を切らしてやってきた男性は、低く落ち着いた声をしているがずいぶんと幼い顔立ちをしていた)




(…あれ、この人どこかで…?)






名前:アーサー・カークランド
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