(ぴったりと寄り添うようにくっつくと、アーサーがぎこちなくこちらを振り向いた)



…な、なんだよ…

こ、こんなにくっつかなくたって話はできるだろ…ばか…。



「ずっと前から、こうして一緒にお風呂に入りたかったんだ…。」


…。



…そ、そうかよ…

よ、よかったな!そんな小さな望みが叶って!




ったく…ほんと、お前といると調子狂うよ…。



(赤い顔のアーサーがなんだか可愛くて、首元に擦り寄る)



…!



(すると、腕を引かれてぎゅっと抱き締められた)


(タオル越しに、アーサーの体温と早い鼓動が伝わってくる)




(そしてあなたの巻いているタオルに、アーサーが手をかけた)




…っ!!




ご、ごめん…!!



(ばっとあなたから離れ、背を向けてしまった)


…○○はもう出ろ…

お、俺はもうちょっとだけ浸かってるから…。



…は、早く出ろバカ!




(仕方なくお風呂から出て部屋に戻ると、菊さんがちょうど布団を敷いているところだった)



日「おや、○○さん、おかえりなさい。アーサーさんとのその…こ、混浴はどうでした?」


「うん、上手くいったよ。ありがとう菊さん。」


日「そ、そうでしたか…それならよかった…。あ、私、アーサーさんに浴衣を渡すのを忘れておりました…。届けてきますね。」



(菊さんはそそくさと浴衣を手に取りお風呂場へ行ってしまった)












(その少し後、逆上せたアーサーが菊さんにより救出された)














END.


名前:アーサー・カークランド
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