紙幣は見たことあるかもしれないが、コインはあまり見たことないんじゃねぇか?
両替所でもコインは取り扱ってないしな。
ちなみに紙幣には女王陛下の顔が描かれているぞ。
紙幣は5ポンド、10ポンド、20ポンドがある。
旅行に持っていくなら5ポンドか10ポンドがオススメだ。
20ポンドは金額が少し大きいから使いどころがあまりないんだ。
買い物を現金で支払うと、お釣りがコインで返ってくることがある。
コインは2ポンド、1ポンド、50ペンス、20ペンス、10ペンス、5ペンス、1ペニーと7種類ある。
ペニーの複数形がペンスだから、1ペニーコインが2枚だと2ペンスと呼ぶようになるぞ。
100ペンス=1ポンドだ。
色はゴールド、シルバー、カッパーの3色で小さいものから大きいものまでサイズも様々だ。
ゴールドで大きいコインが価値が高く、カッパーで小さいコインは価値の一番低い1ペニーになる。
それと、日本のコインのように全て丸くない。なぜか7角形とかある。
表には女王陛下の横顔が描かれている。
その横顔は、コインが発行されるたびに年を重ねているんだ。
裏には盾や植物、ライオンやドラゴンなどの紋章が描かれている。
最近発行されているものはデザインが統一されたが、少し前までのものはよく見ると色々な種類があって面白いぞ。
そのデザインが統一されたコインだが、並べると一枚の絵になるんだ。ちょっとシャレてるだろ?
だが現金では買い物しづらい。
日本のコインのように大きく数字が書いてないからだ。
コインに書かれている数字はすごく小さい。読ませる気が限りなくないとしか思えないくらい小さい。
そして適当に紙幣を出すと、店員はこれ見よがしに細かくお釣りを返してくるぞ。
気付いたら財布の中が1ペニーまみれになる可能性があるくらいだ。
1ペニーなんてトイレの水も流せないからな。
日本ではコインの両替はしてないし、持ってても使い道のない旅の思い出かいわゆる宝の持ち腐れになるぞ。
使うならクレジットカードが正解だ。
イギリスは基本的にどこでもカードが使える。
ここまで説明しておいて、結局はカードが一番使いやすいなんて、ひどい話だ。
…俺の家の金だけど、なんでこんな使いづらいデザインにしたんだろうな…。
名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
お気に入り登録 / 登録済み一覧