(今年もバレンタインの季節がやってきた)
(アーサー、今年も喜んでくれるかな…)
(チョコを片手にアーサーの家に遊びに行くと、エプロンをつけたアーサーが出迎えてくれた)
(すごくいい笑顔を浮かべている)
(…嫌な予感…)
よう!よく来たな!
ちょうど紅茶を淹れようとしてたところなんだ、入れよ。
(リビングのソファに腰掛け待っていると、アーサーがティーセットを持ってこちらへやってきた)
(ティーセットの傍らには、焦げ茶色の物体が入ったココットが…)
(まさかこれはアーサーの手作り…)
待たせて悪いな、お菓子焼いてたんだ。
ほ、ほら…一応今日はバレンタイン…だから…。
別にそのっ…ふ、深い意味はないけどな!いつも世話になってるから用意したってだけで…!
と、とにかく感謝の気持ちを込めて焼いたんだから遠慮なく食べろよ!
(美味しそうないい香りの紅茶の隣に、アーサー手作りのお菓子…)
(しかもこんなに勧められたら逃げようがない…)
(ここは意を決して…)
名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
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