(隠していたのだろうか、クリスマスツリーの後ろからアーサーが包みを取り出し、あなたに差し出してきた)


…これ。
もしよかったら使ってくれ。


(お礼を言って早速包みを開けてみると、中にはマルベリーのシンプルながらの品のあるミニバッグが入っていた)


兄上が見てるところで渡したくなかったんだ。
絶対からかわれるのが目に見えてるからな。

こう、付き合ってるのか、とか…言われたりしたら困らせちまうだろ?


(少し照れくさそうに視線を逸らし、アーサーがあなたの手をそっと握る)


…この一年も、仲良くしてくれてありがとうな。

不本意ながら兄上たちもいたけど…クリスマス、一緒に過ごせて嬉しかった。


今年はもうすぐ終わっちまうけど、来年も仲良くしような。

○○のこと、いつでも待ってるから。


それでさ、明日一緒に……


(ガタンッ)


名前:アーサー・カークランド
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