(窓の外を見ると、そこには幻想的な光景が広がっていた)
(暗い夜空に、淡い光を放つキラキラとした輝く粉雪が舞い降り見たこともないような美しさを醸し出している)
(驚いて窓を開け放ち、腕を伸ばして空から降り注ぐ雪に触れてみると…)
(…それは肌に触れても冷たくもなく、溶けて水に変わることもなく…むしろ触れると何故か不思議と暖かく、ふわりと空気に滲むように光となって消えてしまった)
(これはいったい…?)
(感動と驚きで声を出せずにいると、アーサーの明るい声が電話のスピーカーから聞こえてきた)
『Merry Christmas!』
『サンタクロースからのクリスマスプレゼントだ。気に入ってもらえたか?』
(すごい、と思わず言葉を漏らすと、電話の向こうでアーサーの嬉しそうに笑った声が聞こえる)
『実はスノードームを作りながら魔法をかけたんだ。…ほんとは夜まで一緒にいて、これを見せたかったんだけどな。』
『……俺と○○しか知らないホワイトクリスマス、だな。』
(道理で真剣に作っていたはずだ…そう思いながら不思議な輝く雪を見上げた)
(どこか暖かなその雪に触れると、先ほどまで繋いでいたアーサーの優しい温もりを思い出す…)
(スノードームの中を舞う砂のようなキラキラと降り注ぐ光の粒に、あなたは時間を忘れ、しばし見入ってしまったていた)
翌朝…
名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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