(ドリンクを片手にマーケットの外れを歩いていると、特設ブースのような場所までたどり着いた)
(どうやらクリスマスグッズを手作りできる体験コーナーを設けているようで、世界に一つしかない自分だけのスノードームを作ることができるらしい)
(ブースは親子連れやカップルで賑わっているようだ)
へえ、スノードームの手作りもできるのか。
せっかくだし作ってみるか?
ここに二人で来た思い出も残せるぞ。
(思いのほか興味津々なアーサーの姿を見て、もしかしたらアーサーへのクリスマスプレゼントになるかな…?と思い、特設ブースへ二人並んで足を運ぶ)
(係りの人に案内され、スノードームの形や中に設置するミニチュアのフィギュアを選び、早速スノードームの作成に取り掛かった)
(意外と簡単に作れるもののようだが、ちらりとアーサーの方を覗き見ると、かなり真剣な面持ちで時折英語でボソボソと独り言を呟きつつ頑張って作っているようだ)
(アーサーは本来手先が器用で、こんな子供でも作れるようなスノードームに神経を注いでいることが不思議に思えた…一体何をそんなに真剣になっているのだろうか?)
(しかしその甲斐あってか、完成したスノードームはまるで売り物のように美しい渾身の出来だった)
(思わず見とれてしまったが、気を取り直してあなたも自分の作ったスノードームを手に取り出来を確認してみる)
(うん…それなりによくできた…かな?)
(あなたのそんな様子を見ていたアーサーが、自分の作った立派なスノードームを指差しながら声をかけてきた)
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名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
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