(お酒を飲みたがっているのが目に見えてわかる…)
(アーサーに少しあげようと思い、あなたはグリューワインを注文することにした)
(受け取ったマグからは湯気と共にフルーツやシナモンの甘く、それでいてどこか独特なスパイスの良い香りが漂い鼻腔をくすぐる)
(冷ましながら少し口に含むと、渋みが少なく飲みやすい、香りのいいワインの風味がじんわりと口内に広がっていく)
(アーサーにもあげようとマグを差し出すと、少し驚いたのか瞳を瞬かせた)
え?
ほんとにくれるのか?冗談のつもりだったのに…
ま、まあせっかくだし一口だけいただこうかな。
(どことなく嬉しそうな表情を浮かべ、アーサーは受け取ったマグに口をつける…が、本当に一口だけ飲んですぐにそれを返してきた)
やっぱダメだ…一口飲んだだけでもっと酒が飲みたくなっちまう…!
ガマンだガマン…!
あ~~~なんで今日仕事なんて入ってるんだよ…!
ほんとなら今日はずっと予定空けて○○とロマンチックな夜を過ごすつもりだったのに…
…あ…っ
…い、今のは忘れろよな…!
その…ワイン、あ、ありがとうなっ…!
お礼に俺のレモネードもやる!
(アーサーから半ば押し付けられるように渡されたホットレモネードは、口に含むとジンジャーの香りとレモンの酸味、そしてはちみつのたっぷり入った、ワインよりもずっと甘い味がした)
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名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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