(腹ごなしも済み、再び手を繋ぎマーケットを歩き始めると、今度は雑貨屋の立ち並ぶ通りまでやってきた)
(テディベアやクリスマスリース、キャンドルなどがところ狭しにディスプレイされており、その可愛らしい雑貨に思わず目を奪われる)
(あなたのその視線に気づいたアーサーが、雑貨屋の前で足を止めた)
…お土産に何か買っていくか?
俺もちょうどツリーに飾るオーナメントを探してたところなんだ。
せっかくだし見てみようぜ。
(アーサーに促され並べられた雑貨を端から見ていくと、可愛くラッピングされたソープが売られていることに気づく)
(淡い緑色のソープにカーキ色のリボンや金色の装飾で飾られたそれを、あなたは自然と手に取っていた)
(そしてふとアーサーの方を見ると、ソープを同じ色の瞳が、ずらりと並べられたオーナメントをじっと眺めている…何か気になるものあったのだろうか?)
(きらびやかなオーナメントの中からアーサーが何気なく手に取ったのは、靴下の形をした可愛らしいオーナメントだった)
(ふわふわとした毛糸の素材で、クリスマスらしいカラーリングの赤と緑で対になっているデザインのようだ)
(アーサーの家にはボクシングデーという、クリスマスの翌日に子供たちが用意した靴下の中に、サンタクロースからのプレゼントが入っている、という風習がある)
(その日は子供たちが誰よりも早起きをするんだとか…)
(だからこそキラキラしたオーナメントよりも、素朴な雰囲気のそれが目に入ったのかもしれない)
(可愛いね、と声をかけるとアーサーも素直にそうだな、と頷いてくれた)
そうだ…これ、お揃いにするか?
ちょうど二つついてるし…好きなほうやるよ。
○○が持ってるそれも買ってきてやる。
ちょっと貸してみろ。
(ラッピングされたソープをあなたの手から取り、アーサーが会計を済ませあなたの元へ戻ってきた)
(そして買ったばかりの靴下の形のオーナメントを差し出してきた)
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名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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