(手を繋ぎながらマーケットへ足を運ぶと、そこは多くの人で賑わいを見せていた)
(はぐれないようにしっかりと手を握り直すと、アーサーがあなたの方を見て、にっと笑う)
(このクリスマスマーケットはどうやらドイツをモチーフとしたものらしく、たくさん並んだキッチンカーからはブルストが焼ける食欲を誘う香りに、ビールやホットワインのアルコールの匂いも漂ってきた)
(入り口のパンフレットを手に取り店の紹介を見てみると、どうやら飲食店以外にも雑貨の販売やクリスマスのグッズを手作りできるブースもあるらしい)
(どこから見て回ろうかとわくわくしながらパンフレットに目を通していると、隣から視線を感じてそちらを振り向く)
…楽しそうだな。
(アーサーが優しい視線をあなたに向けていた)
(それはまるで小さな子供に向けられる笑顔のようで、恥ずかしくなりそっと目を逸らすと、頭上からアーサーの笑い声が聞こえてきた)
無邪気な子供みたいで可愛いなって思っただけだって。
そんな風に楽しそうにはしゃいでる姿を見られて、俺も楽しくなってきたってことだよ。
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名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
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