これ、お前のプレゼントか?
露「わあ、僕のプレゼント、アーサーくんが当たったんだぁ。」
…マトリョーシカ?
それにしてもずいぶん古ぼけてるな。
お前のプレゼントのセンスがよくわかるよ。
(アーサーが箱の中から手のひらサイズのマトリョーシカを取り出す)
(どうやらイヴァンのプレゼントが当たったようだ)
(…確かにアーサーの言うとおり、プレゼントとして渡すには相応しくないものだった)
(色は褪せ、もともと描かれていたであろう可愛らしい顔は消えかかっている)
(多くの人が所有してきたのか、細かな傷やへこみが目立ち、どこか不気味ささえ感じた)
露「でもよかった~。アーサーくんに当たって正解だったよ。」
ああ、すごく嬉しいな。聖なるクリスマスにこんな禍々しい呪いの人形みたいなものプレゼントされるなんてよ。
露「うふふ…実はね、このマトリョーシカ…」
(こそこそ、とイヴァンがアーサーに耳打ちしている)
(イヴァンはご機嫌そうだが、対照的にアーサーは不機嫌そうだ)
はあ?そんなきな臭い話信じられるか?ロシアンジョークか?
露「そんなに怒らないで。よかったら試してみてね。」
(イヴァンの態度に、アーサーの態度がイライラとしたものに変わっていく)
(このままではケンカになるのでは…)
(…アーサーの気を紛らわせたほうがよさそうだ)
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名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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