(風邪を引かないようにと室内に戻ったあなたを待っていたのは、昨日食べ切れなかったターキーを使ったチキンスープだった)
(きっと頑張って作ってくれたのだろう、アーサーが作ったにしてはまあまあ美味しいスープだった)
(朝食もそこそこに、帰り支度をしたあなたをアーサーが車で送ってくれた)
また来年も、一緒にクリスマスを過ごそうな。
…もちろん普通のクリスマスを。
(冗談めかした言い方だったが、その目はどこか切実な思いを表しているかのように真剣に見えた)
(かくして、ループするクリスマスからあなたとアーサーはなんとか抜け出すことができた)
(原因はわからなかったけれど…)
(もうこんなクリスマスは懲り懲りだが、来年もアーサーと一緒に何の変哲もない平穏なクリスマスを過ごせたらいいな)
(END.)
名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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