(自分からするのってちょっと恥ずかしい…)

(そう思いながらアーサーの方をちらりと見ると、覚悟を決めたのか小さく息を吐いたアーサーがこちらに近づいてきた)


…す、するからな?

その…か、勘違いするなよ?○○とキスできてラッキーとかそんなこと全然考えてないんだからな!
ここから出るために仕方なくキスしてやるってだけなんだからな!


……目、閉じてろ。


(言われたとおり目を閉じると、すぐに唇に温かくて柔らかいものが触れる)



(…すぐに離れるのかと思ったら、なかなか離れる様子がない)

(どうしたんだろう…?)


(薄く目を開き、アーサーから離れようとすると…)



…っ


(ぬる、と口内にアーサーの舌が入り込んできた)

(驚いて固まっていると、その舌がゆるくあなたの口内を這い回り始める)


(舌を絡めてきたかと思えば上あごを舐められたり、舌の裏側をぬるぬると刺激してきた)





(あなたとのキスに満足したのかアーサーが唇を離す)

(そして赤くなったあなたを見て、もう一度…今度は軽くちゅ、とキスしてきた)



「…そ、そんなキスだなんて聞いてない…。」


…え、キスってこういうものだろ?


(えぇ…。)




(ガチャリ)



(ドアが開いた)



…ん?


…!

○○、ドアが開いてる…!


…ったく、誰なんだよこんな妙なイタズラしかけたのは…いい仕事しやがって

見つけたら…握手でもしておくか

…とにかく出るか。

ふう…出られてほっとしたぜ。



(脱出成功!)


名前:アーサー・カークランド
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