(自分からするのってちょっと恥ずかしい…)
(そう思いながらアーサーの方をちらりと見ると、覚悟を決めたのか小さく息を吐いたアーサーがこちらに近づいてきた)
…す、するからな?
その…か、勘違いするなよ?○○とキスできてラッキーとかそんなこと全然考えてないんだからな!
ここから出るために仕方なくキスしてやるってだけなんだからな!
……目、閉じてろ。
(言われたとおり目を閉じると、すぐに唇に温かくて柔らかいものが触れる)
(…すぐに離れるのかと思ったら、なかなか離れる様子がない)
(どうしたんだろう…?)
(薄く目を開き、アーサーから離れようとすると…)
…っ
(ぬる、と口内にアーサーの舌が入り込んできた)
(驚いて固まっていると、その舌がゆるくあなたの口内を這い回り始める)
(舌を絡めてきたかと思えば上あごを舐められたり、舌の裏側をぬるぬると刺激してきた)
(あなたとのキスに満足したのかアーサーが唇を離す)
(そして赤くなったあなたを見て、もう一度…今度は軽くちゅ、とキスしてきた)
「…そ、そんなキスだなんて聞いてない…。」
…え、キスってこういうものだろ?
(えぇ…。)
(ガチャリ)
(ドアが開いた)
…ん?
…!
○○、ドアが開いてる…!
…ったく、誰なんだよこんな妙なイタズラしかけたのは…いい仕事しやがって
見つけたら…握手でもしておくか
…とにかく出るか。
ふう…出られてほっとしたぜ。
(脱出成功!)
名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
お気に入り登録 / 登録済み一覧