最近なんだかもやもやする…。

そのもやもやの原因ってのが何だかはわかってはいるんだが…


…そう、あいつだ。
あいつのことで俺は四六時中もやもやしっぱなしなんだ。


俺があいつ…○○と出会ったのは数年前だ。


○○は自由な女だった。
気の向いたときに俺に会いに来ては気が済んだらいつの間にか帰ってしまう。

俺はそれでも構わないと思っていた。
あいつと他愛ない会話を交わすことが楽しくて、いつ○○が来てもいいように常に美味しい茶葉を用意して部屋を綺麗にして…

ま、まあ…紳士として客をもてなすのは当然のことだしな。


…ただ、本当に彼女は自由な女だから。

俺がまだかまだかと待っていても来ない日だって当然ある。
マメに会いに来ることもあれば数日顔を見せないことだってあった。

別にそれでも構わない。
彼女だって一人の人間だ、用事だってある。
俺に会いたくない日もあるだろう。

ただ…


「久しぶり。」


「また来たよ。」


どんなに待ちくたびれていても会いに来た瞬間にそう言われたら、待っていてよかった、と…そんな風に思っちまう。

そう、それは俺と○○が親友だから。


…親友、だからだ。






名前:アーサー・カークランド
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