おや、○○さん。
こんにちは、今日もお元気そうですね。
(にこりと微笑んだ菊さんは、立ち話もなんですから…と玄関に招き入れてくれる)
(お菓子を渡しに来ただけではあったが、なんとなく流されて家にお邪魔してしまった)
「…?」
(靴を脱ごうと、ふと足元に視線を落とした)
(そこにはブラウンの革靴が揃えて置かれている)
(ピカピカに磨かれた、品のいい革靴だ)
(隣には黒い革靴をが並んでいる)
(その黒い革靴は菊さんが愛用しているもので、隣のものは菊さんのその革靴よりサイズも少し大きい)
(もしかして誰か来てるのかな?)
「菊さん、もしかしてお客さんが…。」
え?あ、そうなんです。
私と同じ「国の人」でして…
(タイミングが悪いときに来てしまったかな…お菓子だけ置いて今日は退散しようか…)
(そう考えを巡らせていると、菊さんが笑って話を続けた)
よかったら少しお話していきませんか?
「えっ?」
私以外の国の人に会うのは初めてでしょう。
優しくて面倒見の良い方なんですよ、その…少しツンデレなところはありますが…
紳士的で素敵な方ですので…。
(○○さんさえ良ければぜひ、と付け加え、菊さんはこちらを見る)
(断るのもなんだし、少しくらいなら…と促されるまま菊さんの家にお邪魔することになった)
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名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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