…別に、口説くつもりで言った訳じゃねぇ。
ほんとにどっかで会ったような気がしただけだ。
…まあ、恐らく俺の勘違いだったんだろうけどな。
仏「ふうん…まあいいけどさぁ。なーんだ、恋じゃないのか。つまんないのー。」
結局面白がってるだけじゃねぇか。
仏「まあね。だってお前ってあんまり恋愛とかしないタイプだし、ちょっと興味あるっていうかさ。」
…何百年も前から思ってたことだが、声を大にして教えてやる。
絶対お前には相談しねぇ。
仏「はいはいわかってる。でもほんと、もし次にその子に会ったときはその古い口説き文句は使わないほうがいいよ。」
口説き文句じゃねぇって言っただろ!
都合のいい言葉しか聴こえねー耳のようだな!
仏「イタイイタイ!離してよお兄さんの美しい耳引っ張らないで!」
(…でもそうか…もしかしたら俺の発言に引いた可能性もあるよな…)
(……変なこと言っちまったかな…)
(もし次に会えることがあったら、失礼がないようにもう少し紳士的に振舞うか…)
(そのときのために、もう少し行動や言動を改めねぇと…)
(その「次に会える日」がまさか翌日であるとはつゆ知らず、アーサーは眠りについたのだった)
END.
名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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