(突然、あなたの目の前にミルクティー色の大きな狼が現れた)


「…!お、狼…?」


(菊さんが言っていた狼かもしれない…!)

(まさか本当に遭遇するなんて…驚きと恐怖で思わず地面に根が張ったように動けなくなる)


(…が、その狼はあなたに敵意はないのか、尻尾を緩やかに振りながらゆっくりと静かな歩みでこちらに近づいてきた)



あ、あー…驚かせちまって悪い。

その…お前をとって食うつもりじゃねぇんだ。
こんなところに入り込む人間が珍しくてつい…。


(あなたが怯えているのを察知したのか、狼の足が止まり、しゅんと耳が垂れる)


それにこの森には危険な狼のパック…群れの縄張りがあるって知らないのか?
ああ、俺はそこに今は属してないから安心しろ。俺だけじゃ小動物くらいしか狙えないしな。

この森には「EU」っていう人間も食っちまうような極悪なパックがいてな…
俺はそのパックに所属してたんだが、そんなところにいたくなくて抜けたんだ。

…つまり、俺は悪い狼じゃないぞ。

そうだ、俺の名前はアーサーって言うんだ。
お前は?


「…○○だけど。」





名前:アーサー・カークランド
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