……。

…もういい。
なんか食欲なくなってきた。

お前のその顔見てたら、なんか妙な気持ちになるし…。


(葛藤の末、大きなため息を吐き、あなたを押し倒していた狼が体の上から退いてくれた)

(力強く掴まれていた痛む腕を擦ると、狼がばつの悪そうな表情を浮かべて頭を掻く)


…お前のせいだぞ、せっかく大物にありつけたと思ったのにこのザマだ。
あーあ、今日の飯はどうするかな…。


(狼ががっくりと肩を落とし、あなたに背を向ける)

(すると狼がテーブルに置かれている「あるもの」を見つけ、それを手に取った)


…おい、これ貰ってくぞ。
お前の命と引き換えだ、文句ねーだろ?

こっちは空腹なのにこんなもんで我慢してやってんだ、ありがたく思えよ。


……それと、痛くして…悪かった。

っ…じゃあな!


(あなたの答えも聞かず、狼は「あるもの」を引っつかんで乱暴にドアを蹴破り家を出て行った)





(「あるもの」……養命酒と桃まんの入った風呂敷を手に持って…)






名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う

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