(突然左右から飛び出してきた二つの影は、あなたの腕や肩をがしっと掴んできた)
(どうやらその影とは、キャラメルやチョコレートのような毛色をした二頭の狼だった)
(…が、なぜかあなたにしがみつくだけで襲ってくる気配はない)
伊「こんな森の中に可愛い女の子がいるなんてびっくりしたよ~!」
南「なあ、どうしてこんな森に来たんだ?迷子か?」
伊「俺は狼のフェリシアーノ!それでこっちは兄ちゃんのロビーノだよ!」
南「仲良くしよーぜ。」
伊「そうだ、せっかくだし一緒に野いちごの生えてる場所に行かない?」
南「バーカ、女の子は野バラの咲いてる原っぱの方が喜ぶっつーのコノヤロー!」
(いきなり出てきて両隣でぎゃいぎゃい騒ぐ二頭の狼に戸惑ってしまう…)
(狼…みたいだけど、何これ?ナンパ…?)
南「君の行きたい方に俺が連れてってやるよ。」
伊「兄ちゃんずる~い!」
(どうしていいかわからず固まっていると、騒いでいる二頭の狼が急に押し黙った)
(鼻をくんくん動かし、キョロキョロと辺りを見回している)
(…どうしたんだろう…?)
(すると目の前から見覚えのある狼が姿を現した)
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名前:アーサー・カークランド
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友情の証に謎の食べ物を貰う
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