(声のする方を見ると、そこには眼鏡をかけた晴れ渡った空のように青い瞳を持つ青年が猟銃をこちらに向けていた)


露「…誰?僕の食事の邪魔をしないでくれるかな?」

君はもう少し冬眠してた方がいいんじゃないかい?
それとも…今すぐここでもう一度眠りにつきたいか?


(どうやら彼の装備からして猟師のようだ、菊さんが話していた駐在している猟師とは、彼のことだったのだろうか)

(クマの体があなたからその猟師へぐるりと向き直る)


さあ、今のうちに君は逃げるんだ!
ここは俺が食い止める!

ああ、心配はいらないよ。俺はヒーローだからね!
必ずこのクマを倒して君に追いつく!


(どこか映画の台詞を髣髴とさせる言動が気になったが、あなたは体を引きずるようにしてその場から逃げ出した)




露「あーあ、君のせいでご飯を食いっぱぐれちゃった。代わりに君がご飯になってくれるってことかな?」

HAHAHA!冗談はよしてほしいんだぞ!

それで…君が狼すら近寄らせないって噂のクマだね?
俺のライフルの餌食になってもらうんだぞ。

露「君、生意気だね。気に入らないなぁ。」



(その場から走り出したあなたの背後で、猟銃と思われる発砲音が何度も耳に届く…しばらく走り遠く離れてもその音は響き続けた)


(…結局決着はついたんだろうか?)

(だがそんなことよりも、あなたはとにかくがむしゃらに森の中を走りにーにの家を目指していた)





名前:アーサー・カークランド
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