「案内してくれてありがとう。また助けてもらっちゃったね。」
うふふ、お友達だから当然のことをしたまでだよ?
あ、でも…実はちょっとお願いがあるんだけど…いいかな?
「うん、なに?」
さっきから君のその袋から中毒性の高い匂いがしてて…よかったらそれをもらえないかな?
(中毒性の高い匂い…?)
(風呂敷を解き中身を確認すると、イヴァンが目を輝かせて養命酒の瓶を掴んだ)
これ!
これ、僕にくれない?冬眠明けでアルコールが切れてて頭がおかしくなりそうだったんだ!
お願い、いい?
…いいよね?
(先ほどまでキラキラ輝いていたイヴァンの瞳が、今度はどこかギラギラしたものに変わったようにも見える…)
(恐怖すら覚えるようなその野生的なギラついた目に怯み、あなたはただただ首をこくこくと縦に振ることしかできなかった)
わあ、ありがとう!すごく嬉しいな!
それじゃ、僕は行くね。
また森に遊びに来てね、いつでも待ってるから!
(養命酒の瓶を掴み、イヴァンは手を振りながら暗い森の中へ消えていった…)
(にーにへのお見舞いの品はチルドの桃まんだけになってしまったけど…まあいいか)
(森のくまさんEND)
名前:アーサー・カークランド
友達が551人できた
友情の証に謎の食べ物を貰う
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