…おい、そこのお前。


(狼が恐る恐る太極拳をしている男性に近づく)

(声をかけられ振り向いた男性…にーには、突然後ろに狼がいたことに驚いているようだ)


中「な、何で狼が!?なんあるか!我を食べるなんて千年はえーあるよ!?」

い、いやお前を襲うつもりなんかねぇよ!
そうじゃなくて、お前は○○って名前の女を知ってるか?

中「○○…?ま、まさか○○に何かあったあるか!?」

ああ、やっぱり…
さっき森の中で、クマの縄張りに入っていくのを見たから不味いんじゃないかと思ってお前に知らせに来たんだ。

中「く、クマ!?そいつは大変ある!!すぐに猟師にこのことを伝えねーと…!謝謝!!」


(にーには顔を青くし、すぐに家を離れていった)

(恐らく猟師の元へ向かったのだろう)




…ふん、あいつなら今こっちに向かってる最中だっての。
さてと、それじゃ早速家の中にお邪魔させてもらうとするか。

あとは病気のフリしてあの男に成りすませば…。





ある日の森の中④2