(アーサーがこの家に来てから数日が過ぎたが、変わらず彼の姿が元に戻る様子はない)

(アーサーの様子も、目に見えるように焦っているようだ…)

(表情もどこか沈んでいる…)



……。


「アーサー、大丈夫…?」


…ああ。
しんぱいかけちまってごめんな…

おれはいつまでこのすがたでいるのか、とか…もしこんどこそみつかっちまったらっておもうと…
なさけねえけどくやしくて…。

…しょうじき、もうもどれないかもしれないし…おれはこのすがたのままいっしょうをすごさなきゃならねえのかな…

もうくににはかえれず、このままあいつらにやられっぱなしで……


(膝を抱えてしょんぼりと座り込み、アーサーは袖で瞳に滲んだ涙を拭った)






名前:アーサー・カークランド
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